約110年前に氷問屋として創業され阪急、茨木市駅から徒歩5分にある阪急本通商店街の中ほどにお店を構えていたが、 四代目となる奥田社長が20年前に今の形となるかき氷と芋のお菓子の店「らんらん」をオープンした。
氷問屋をされていたおじいさんがもともと住んでいた築50年の住宅をリノベーションし、2020年6月11日に新たに「らんらん」を移転リニューアルオープンした。
メインのショーケースはネオパルスE-2型1600mm。 棚を半分で切って右側の広い空間には木工のステージを置いて量り売りの大学芋「蜜ぽてと」を大皿に盛ってディスプレイ。
らんらんの看板商品の大学芋は、生の芋を低温からゆっくりと加熱していき、表面をからっと揚げる独自の製法で、芋の甘さを最大限に引きだしている。 その横にはカノハタ農園のブドウジュースも販売。
左半分は下段に「飴ぽてと」中(@800円)、小(@500円)とスイートポテトが盛られ、棚上には「蜜ぽてとの箱詰め」大(@1,000円)と小(@550円)をディスプレイ。瓶入りの「飛騨牛乳」も販売。
らんらんの大学芋は幅広い年齢層に食べて貰えるよう、2種類のタイプを用意している。一つは、丸3日以上かけて作る秘伝の蜜に漬け込んだしっとりタイプの「蜜ぽてと」。一口かじると、黄金色に揚げた芋の薄い皮と中身の間にしみ込んだ蜜がジュワっとあふれだしてくるなんとも言えない味わい。もう一つは、手にもベタつかず子供にも食べやすい「飴ぽてと」。家庭ではどうしても作り出せないあのパリッとしたほろ苦い飴の薄皮がホクホクのサツマイモを包み込んでいて、なんとも言えない美味しさだ。
ショーケース右手の台には「お芋チップス」(@500円)、蜜ぽてとの箱詰めをディスプレイ。
元々木造住宅をリフォームしているので店員さんスペースに何本もの柱が立っているが、その素材も活かした内装デザインで統一されている。
店内にはテーブル、カウンターとイートインスペースが設けられている(イートイン12:00~18:30ラストオーダー売り切れ次第終了)。
「飴ぽてと」(@400円)
カラッと揚げたお芋にほろ苦い飴を絡めた、パリパリ食感の大学芋。
「蜜ぽてと」(@400円)
カラッと揚げたお芋を秘伝の自家製蜜に漬け込んで、しっとりと仕上げた大学芋。噛むと中からじゅわっと蜜があふれ出す。
「スイートポテト」(@300円)
鳴門金時里むすめをホクホクになるまで蒸し上げ、北海道産バター、純生クリーム、卵黄、砂糖、ブランデーと合わせ、丁寧に裏ごしして焼き上げている。
「食べ尽くしプレート」(@1,000円)
らんらんのお芋スイーツを少しずつ色んな種類を食べてみたい人にお勧め。(蜜ぽてと、飴ぽてと、干し芋、スイートポテト、ミニ安納芋ソフト、お芋チップスなど)
「定番三種盛」(@650円)
らんらんのお芋スイーツの中で定番で人気の三種類を味わうことが出来る。
(蜜ぽてと、飴ぽてと、スイートポテト)
「安納芋ソフトクリーム」(@380円)
鹿児島産安納芋を使用した、濃厚なソフトクリーム。
「お芋とリンゴのタルト」(@550円)
ザクザクのタルト土台にリンゴのコンポートとスイートポテトを乗せて焼き上げたお芋のタルト。
「焼き芋ブリュレ」(@680円)
その時期に一番美味しい品種の焼き芋を半分にカット、表面に砂糖をかけてブリュレに。安納芋ソフトクリームを乗せていただく。
マツコの知らない世界で「らんらん」の蜜ぽてとが紹介されたり「かきごおりすと」という雑誌にも、かき氷の有名&人気店として掲載されるなど、知名度は全国的レベル!!芋だけでなくかき氷ファンも多い超人気店。氷屋のかき氷(700円~1,000円)、メニューによって厳選したお芋を使用したスイーツを店内でゆっくり楽しめる。
平日にも関わらずopenの1時間前にはイートインを待つお客さんで行列ができる。
店内入口付近には氷卸問屋当時に使っていた氷を切る大きなカッターと焼き芋窯が飾られている。
人気のオンラインショップは現在(2020/10月現在)中止しているが秋ごろから再開するとのこと。益々の繁盛が期待される。