オーナーシェフの冨永氏が、作曲家ブラームス所緑の地で、避暑地としても賑わう美しいこの町の名前から生まれた「マリア・ヴェルト」がオープンしたのが、1998年11月です。現在では、水戸のブランド店としても有名であり、ファンは常に増え続けています。2016年4月27日、すべて最新式のショーケースにリニューアルし、さらなるブランド力の構築で更なる勢いのある店舗に生まれ変わりました。
【PROFILE】 法人名 株式会社冨貴堂 代表取締役 冨永 邦明氏 所在地 茨城県水戸市見川町2131-28 TEL 029-244-4063 FAX 029-244-4061 営業時間 AM9:30~PM7:30 定休日 毎週水曜日(祝日は営業)
レイアウト図 売場16坪 厨房45坪
緩やかな県道に30台の駐車スペースを構えるヨーロピアン風のアレンジで、落ち着いた雰囲気の店舗外観。オーストリア、ヴェルター湖畔の町マリアヴェルトのイメージを大切にした店舗です。売場を入ると木の温もりが感じられます。
入替前のショーケース①
入替前のショーケース②
ショーケース入替後
メインショーケースは、W3600㎜(プティガトー/半生用)の間仕切からプティガトー・半生専用W2400㎜とアントルメ・ロールケーキ専用W1500㎜2台を一列並びに設置しました。
入替前
入替後
フルーツたっぷりの大振りのプティガトーは25種類(平均単価450円)。各棚に合わせた専用トレーにぎっしり陳列され、美味しさいっぱいです。左側には、半生菓子「冨菓」2種類、「メープルプリン」、「Mottenチーズ」が陳列されています。
入替前(下三枚写真)と比べると明らかに明るさとボリューム感に差があるのが明確です。特に入替後の下段にプティガトーを陳列しているアルミトレーは、冨永社長自ら海外で購入したこだわりのあるスマートな特注トレーです。プライスカードもわかりやすくなりました。
業界初のプラズマクラスターを搭載。おいしさと安心を守るために大切なことは、庫内をきれいな空気が循環していることです。プラズマクラスターイオンによって、雑菌、脱臭し庫内をクリーンに保ちます。
業界発のCLAS(クーリングユニットアシストシステム)は、今まで手の届かなかった場所を隅々までお掃除できます。
庫内照明は独自開発のLEDを搭載。より鮮やかにお菓子を映し出し、みずみずしさをより一層引き立ててくれます。また、寿命は半永久で、紫外線や赤外線も放出されていないため、お菓子にはとても優しい特徴があります。
アントルメは随時15台を立て空間でぎっしりディスプレイしています。上段には、キャラメルロール(バナナ、苺)(各1463円)、はんじゅくチーズ、ふわとろショコラ4号サイズ(各1188円)、和三盆ロールのハーフ(816円)、ロング(1517円)、ざるチーズ(972円)、二段目には、シューロール(195円)、ロング(1247円)、下段には長いエクレア(972円)、石畳ロング(1566円)と種類豊富な生菓子がぎっしり陳列されています。入替前は入口傍に設置されていました。
底板は面発光LEDで立体的にディスプレイされ、さらに庫内照明LEDでキラキラと商品が輝いています。
プティガトー専用冷蔵ショーケース同様、CLAS(クーリングユニットアシストシステム)とプラズマクラスターを搭載しています。さらに上部露受けも掃除することができ、お掃除しやすくしています。プラズマクラスターは、閉店後、冷却を止め、スイッチをオンにすると青いランプが点灯し、次の日のオープンまでイオンが除菌、脱臭してくれるのです。
入替前は、木製のガラスケース+ディスプレイ棚で商品ディスプレイされていました。入替後は、半生菓子強化のため、冷凍オープンショーケースに入替ました。上部ガラスケースには、「焼きたてコルネ」(212円)、「シュークリーム」(212円)がぎっしりボリューム陳列されています。ご注文をいただいてから、その場でクリームをたっぷり注入します。冷凍側には、「水戸ショコラ」(929円)、「和三盆ロール」(ハーフ816円、ロング1517円)、「練乳スフレ」(178円)、6個入り(1069円)、「冨菓」(はんじゅくチーズ、チョコケーキ各151円)、2個入り(302円)、5個入り(864円)、10個入り(1620円)、「天使のいちごアイス」(5個入り346円)、「プラミアムマンゴーバー」(302円)、「とろけるちーずたると」(173円)がぎっしり陳列され、鮮度をそのまま冷凍された半生菓子を気軽にチョイスできます。
奥行きがゆったりした庫内は、立体的なディスプレイをし、庫内照明はLED(4000K)を搭載しています。底板は面発光LEDで光らせているため、とても豪華に高価値を実現しました。一つ一つのギフトが主役となり、華やかさがあります。入替前は、ギフトの最高価格が5000円であり、中心購買価格が2000円~3000円でしたが、入替後は10,000円(税別)のギフトをディスプレイし、さらに価値観を高めました。その効果で5000円~6000円を中心にギフトの購買価格がアップしました。
右側側面は透明ガラスに対して、壁面側の左側側面の庫内はミラー加工を施しています。その効果でさらに奥行感とボリューム感が強調されます。
LEDは天井に4000K(3列)、底板面発光を搭載。ギフトの価値観をさらに高めています。
PAOS(パワーアシストオープンシズテム)は、女性の方お一人でも開閉が可能です。わかっていてもなかなかお手入れできなかったフロントウィンドウ内側の汚れも簡単にお手入れできるのはもちろんのこと、ギフトのディスプレイもお客様目線で正面からお一人で素早く正確に行なうことができます。また、従来の油圧式での跳ね上がったり落下することはなく、どこでも手を離した位置で止まるのでアイテムやプライスカードの調整などもスムースにできます。
入口傍のアントルメ専用前開き冷蔵ショーケースW1500㎜が設置されていた場所には、昔ながらのマドレーヌ「水戸だより」(178円)の専用スペースに変わりました。詰め合わせは、3個入り(566円)、4個入り(744円)の子包装や10個入り(2000円)、15個入り(2702円)の箱詰めがディスプレイされ、手に取りやすく明確なディスプレイが目を惹きます。手に取りやすく次いで買いを促します。
「水戸だより」のコーナーの並びに設置されている半円形の枝状の平台棚には、専用のバスケットに焼菓子30種類(68円~259円)が、山盛りにぎっしり陳列され、立体的にディスプレイされています。
さらにその並びには、ライトギフトがディスプレイされています。お手頃価格でちょっとしたプレゼントや手土産として人気があります。
冷凍オープンショーケースの並びの曲がりの陳列棚には、色とりどりのラッピング商品(760円~1300円)がぎっしりディスプレイされ、手に取りやすいように常に補充をしながら常に豊富なラッピング商品を取り揃えています。
センターの平台には、季節商品や告知商品などわかりやすく大きなディスプレイをしています。5月から告知された「自家製つぶるんっゼリー」3種類(うめ、常陸ぶどう、木いちご)で、単品(各260円)、2個入り(560円)、5個入り(1560円)、6個入り(1780円)、9個入り(2600円)、12個入り(3450円)とバラエティに箱詰めが陳列されています。
店内奥手にはキッズルームが広いスペースでおもちゃが備えてあるため、親子でも安心してお買い物ができます。
記帳台は、生ケーキショーケース傍とギフトケース側の2ヶ所あり、売場スタッフが丁寧にマンツーマンで応対してくれるので、お客様は目的別にゆっくりと記帳することができます。