ラ・ティアール様は国内外の有名店で修業を重ねた渡瀬直也氏が2010年2月に名古屋市名東区でオープン。順調に業績を伸ばしてきたが、さらなる飛躍を目指して2016年9月に改装。売場18坪、厨房27坪、カフェ10坪の新たなラ・ティアールが誕生した。回廊を思わせる入口がお客様の期待感を大きくする。
【PROFILE】 住所:愛知県名古屋市名東区猪子石原2-1117 TEL:052-739-6200 オーナー:渡瀬直也氏 設立:2010年2月 定休日:毎週水曜
店舗レイアウト レジ台を中心として入口左手にはアントルメ、プチガトーの生ケーキのスペース。正面から奥行方向には焼菓子とギフトの空間が広がる。お客様には購買需要に応じて選びやすく、販売員には動きやすい機能的なレイアウトとなっている。
入口左手のアントルメとプチガトーのショーケース。売場に立つお客様はケーキのボリューム感に圧倒される。
焼菓子のスペースはギフトとバラ売りがボリューム感豊かに、そして整然と陳列。
様々なデザインの20台以上のアントルメとロールやおやつ菓子。 少し奥まった位置にあるが、高さと明るさでお客様の視線を引き付けるには十分な力がある。 底板の面発光、前下からLEDでのライトアップで明るく鮮やかに、グランテリアを使用して前後上下の空間をしての陳列。アントルメのおいしさ感と楽しさが引き出されている。
下は改装前のアントルメショーケースの様子。 W1800mmの通常の対面型をこのように使用。 18台のアントルメを奥行を生かして陳列している姿も魅力的であるが、改装後は陳列数が30%アップとなり、全体のボリューム感と存在感が圧倒的に強くなった。 この結果、販売数も従来の150%となり、ホールケーキの実物陳列数の増加が販売数をそれ以上に引き上げる効果がここでも証明された。
上段にはチーズケーキとマカロンを中心に、中下段で30アイテム超のプチガトーを陳列。 生ケーキスペースの天井を低くすることで、凝縮感が強調され、売場に立つお客様は一層の商品ボリュームを感じることができる。
ギフトスペースの天井は高くしてぜいたくにシャンデリアを吊るし、生ケーキの天井は低くしてメリハリを。
ケース後方で仕上げの動きが見えるレイアウトは一層の鮮度感を伝える。
ケーキのおいしさ感を伝えるのは当社オリジナルのLED(ドゥフリスプレミアム)と前下からのライトアップが効果的。
おいしさの秘訣は清潔なショーケースにあり!前面ガラスを開けて、ケースの前後からみんなで清掃作業ができることがとても重要。みんなでやると楽しいね。もちろんプラズマクラスターも。
ケース内のギフトはゆったりと展示。ケースの上には箱を積み上げてギフト全体のボリュームアップ。店名由来の王冠もイメージアップに効果を発揮。 このショーケースの活用でギフトの売上が30%アップ。売れ筋の箱単価は500円以上アップ。効果は絶大だ。
もちろんPAOSで ラクラク陳列!
ギフトケース前のL字型に広がる壁面棚にはバラの焼菓子とラッピングを陳列。 高さを生かして焼菓子全体のボリューム感を発信。
改装の目的であるアントルメとギフトを強化は狙い通り。今後のますますの進化が期待される。