父親が経営するデイケアサービスの敷地内にキッチントラックを設置し、稲荷寿司のテイクアウト専門店「ごはんの時間」を2022年10月にオープンされました。
もともと料理が得意だったマスターがうどん屋さんで修行をしていた時に出汁の魅力にハマり、この出汁を活かして何か新しいことが出来ないかと考え、手作りの揚げで作る美味しい稲荷寿司にたどり着いたそうです。
父親の仕事を子供のころから見てきた影響で、高齢者や高齢者を支える人たちのために食を通じて何か自分にも出来ないかというところが出発点だったようです。

ごはんの時間

住所：大阪府堺市美原区小平尾211-1

電話：080-5366-1400

営業時間：11:00~14:00 16:30~19:00

定休日：日曜日

ダイヤモンドカット1型 1600㎜

通常、角型の洋生ショーケースでは天板と正面ガラスの付け合せ部分にペア隠しの塗装ラインが入りますが、ダイヤモンドカットガラス加工によって視界を遮らないすっきりとした見えがかりを実現しました。
洋菓子専門店で使用されている最高峰の魅せるショーケースで、いなり寿司をきれいに並べて販売してみたらどうなるだろうとの思いで、このダイヤモンドカット1型が選ばれました。

いなり寿司の揚げは機械で大量生産したものではなく、職人さんが1枚1枚しわにならない様に心を込めて手揚げしたもので仕上げています。形や厚みが多少不ぞろいになったりする事はありますが、そこがまた一つひとつ違った顔になり楽しみながら味わって頂けているそうです。

定番のいなり寿司が4種類、期間限定いなり寿司1種類を合わせて5種類といなり弁当がトレーいっぱいにずらりと並びます。週末にはいなり弁当に替わって「うどんいなり」（＠250円）が土曜日限定で販売されます。

スーパーでパックに入れたいなり寿司ではなく、一つひとつに心を込めて作ったいなり寿司をジュエリーケースの様なショーケースで販売することで、より商品の価値が上がり買いに来る女性客から「カッコいい」や「可愛い」という言葉をよくかけて頂けるそうです。

朝4時から作り始めて600個～700個つくったいなり寿司が午前の部で完売し、午後の部まで残らない日も多くある大盛況ぶりです。最近ではイベント行事など協力依頼の声が掛かり、キッチントラックで出張イベントに参加する事が増えてきました。堺市、富田林市からのオファーも受けたそうです。

節分にはいなりの入った恵方巻も限定販売。最近では法人など、お得意先からの桶での注文なども増えてきたそうです。

現在客層は40代から50代の女性が中心ですが、各地でのイベントを通じて年齢層も広がって来るでしょう。キッチントラックを含め設備費用は1000万近くを費やしましたが、この勢いを継続して店舗展開の目標をかかげています。