大阪市此花区と尼崎市杭瀬に2店展開するフルーツ専門店「ふるぅつふぁみり~」荒山社長がかねてより危惧していた若い世代の「フルーツ離れ」を食い止めようと、「フルーツをもっと身近に」をコンセプトに、美味しいフルーツをふんだんに盛り付けたタルトの専門店「ふぁみり~たると」を2021年6月にOPEN。
ふぁみり~たると
住所:大阪市此花区梅香3-29-18
営業:金曜~日曜
時間:11:00~19:00
腰はモルタルとシックでシンプルな外装。ショーケース庫内の底板もそれに合わせた色目に。 直置きに並べられたタルトは、旬の果実をオーナー自らが厳選し、一番美味しいタイミングでタルトに使用しているので季節ごとに商品アイテムが替わる。(7~8種類)
価格は「ゴールデンパイン」(@390円)~「宮崎県産完熟マンゴー」(680円)。
平均単価450円と良心的にリーズナブルな値付けである。
1個でも買いやすいようにとジュエリーBOXをイメージした1個入り専用のサービス箱や、虹色にちなんだ7色の紙袋も用意しパッケージにもこだわった。 これにはフルーツ離れをしている若い世代とフルーツをつなぐ虹の架け橋になる様にとの想いが込められている。
店舗内の清算にはセルフレジを導入し、感染症対策のみならず違算・時短など働き方改革も視野に入れた店づくりがなされている。
インスタ映えのするカフェやスイーツショップも若者には欠かせない話題となるが、ショーケースに向かって左奥壁面には電飾の店名ロゴが輝きその前にはクイーンチェアが置かれ自撮りスペースとなっている。
マンゴーを4分の1使った一番人気の「宮崎県産完熟マンゴー」(734円)をはじめ、「佐賀県産いちご」(626円)、「山梨県産シャインマスカット」(637円)、「フィリピン産ゴールデンパイン」(421円)など、産地を記載した旬のフルーツを7、8種類用意。 初日は準備した730個がOPEN後わずか3時間で完売した。
ショーケース背面の小さなガラス窓からは素早く丁寧にフルーツタルトを作るパティシエールの動きがうかがえる。
オープニングでは行列を作るお客様にフルーツジュースと併せて、お店の紹介や商品の説明が書かれた注文書を配りオペレーションがスムーズに行えるように工夫されていた。
当初定休日は週一回木曜日の設定であったが、あまりの反響に仕込みが追いつかず、今現在は週に金土日の三日間を営業日にしている。 ふるぅつふぁみり~本店と杭瀬店を結ぶあいだに3店舗の出店を計画している。