創業は1984年。閑静な住宅街の中で地元の隠れた名店として人気を集めているラムールさんは代替わりを果たし、進化し続けている老舗洋菓子店です。
2020年10月16日、隣接している土地にオープンキッチン型のカフェ「Café Kanowa(カノワ)」がオープン。同年11月19日、本店の増床によるリニューアル工事で、最新型のショーケースに総入替えをしました。
新たな売場に変貌を遂げ、地元客はもちろん新規客もファンとなり、更なるブランド力の構築を深めています。
PROFILE
法人名 有限会社ラムール
代表取締役 栗原 右枝氏
専務取締役 栗原 道成氏
所在地 群馬県前橋市北代田町9-8
TEL 027-234-9147
FAX 027-234-9148
営業時間 AM8:30~PM7:00
定休日 毎週火曜日
URL https://www.lamour.jp
レイアウト図 売場20坪 厨房30坪
ショーケース設備
①アントルメ専用冷蔵ショーケース(W1200㎜) ②プティガトー、半生菓子、チョコレート用間仕切冷蔵ショーケース(W3600㎜) ③受け渡しカウンター(W1200㎜) ④ギフト用非冷蔵ショーケース(W2400㎜) ⑤アイスクリーム、半生菓子用冷凍オープンケース(W1600㎜)
ガラス張りの外装から白い壁で覆われ、おしゃれな窓と石畳のアプローチは、ワクワク感を増幅させます。店内もシックです。
アントルメは随時20台陳列しています。専用のアクリルステージにて立体的にディスプレイし華やかさがあります。
入替前と比べ、腰高は低くし、見やすさを重視しました。
下段には大振りのプティガトー20種類(平均単価400円)が1列用のアクリルトレーにぎっしり陳列し、美味しさいっぱいの空間となっています。 リニューアル前のプライスカード立て付のトレーから、プライスは分離し、専用プライス立てを前方に設置し、フロントLEDによってケーキの断面を明るく照らしています。
「生クリームショコラ」(139円)、6個入926円
チーズスフレ「あ。」(121円)、10個入1600円、15個入2200円
パウンドケーキ(7種類各1900円)
下段にはボンボンショコラ9種類(各230円)が専用の丸形トレーで品よく陳列され、上段には3個入990円、5個入1550円、9個入2570円、10個入2800円がわかりやすくディスプレイされています。 Ⅰ型からⅡ型への変更により、バラと詰合せの陳列が明確になりました。
庫内照明は当社独自開発のドゥフリススーパーLEDを搭載しています。 フロントに設置されている共に、洋生側は高演色の5000Kで明るく商品を照らしています。 チョコレート側は、満月のような色で落ち着いた雰囲気の4000Kでチョコレートの様々な色やパッケージの色をきれいに照らし差別化しています。
底板は二重になっており商品を保存するのに便利なストックスペースとなっています。
ストックスペースの底板をめくると当社独自開発のCLAS(クーリングユニットリフトアシストシステム)機能で、冷却器の下や周辺部で今まで手の届かなかった場所を隅々までお掃除しやすく、いつも清潔な環境を作ることが可能になりました。
お手入れがしやすいため日々のお掃除の意識を高める機能です。
業界初のプラズマクラスターを搭載。おいしさと安心を守るために大切なことは、庫内をきれいな冷気が循環していることです。 シャープと共同開発したプラズマクラスターイオンによって、雑菌、脱臭し庫内をクリーンに保ちます。
季節を感じる躍動感あるディスプレイにより、ギフトの価値をさらに高めています。 価格帯は2000円~9000円です。高額ギフト(7000円、9000円)及び売れ筋商品である「キャラメルサンド」(220円)の詰合せ6個入1200円、12個入3000円をセンターに明確なディスプレイをしています。また、一つ一つのお菓子の見本を専用スペースにてしっかり実物展示しています。
お買い求めしやすいように番号札でご注文を承っています。 手土産としても重宝されそうな群馬県にちなんだ受け手を飽きさせない内容も魅力的です。
PAOS(パワーアシストオープンシステム)は、女性の方お一人でも開閉が可能です。 わかっていてもなかなかお手入れできなかったフロントウィンドウ内側の汚れも簡単にお手入れできるのはもちろんのこと、ギフトのディスプレイもお客様目線で正面からお一人で素早く正確に行なうことができます。 また、従来の油圧式での跳ね上がったり落下することはなく、どこでも手を離した位置で止まるのでアイテムやプライスカードの調整などもスムースにできます。
壁付けで上段に中身をしっかり見せ、立体的にディスプレイされた冷凍オープンケースには、カップアイス6種類(各450円)、「上野の風のつむじ風」2種類(各200円)が丸皿にて陳列されています。
中段にはカップアイスの箱詰めサンプルをディスプレイしています。
焼菓子は各コーナーに分かれ40種類(平均単価200円)が専用の木箱にぎっしりとボリューム陳列されています。
「手づくりラスク」(100円)専用の平台にはラッピングと箱詰めが山盛り陳列しています。
入口を入るとすぐに目立つ平台には売れ筋商品の「キャラメルサンド」が明確なディスプレイをしています。
センターの大きな平台にはライトギフトやラッピング商品(550円~1700円)が、所狭しとぎっしりディスプレイされています。
壁際の平台には「ぜいたくマドレーヌ」(3種類各180円)を中心に詰合せやバラを陳列しています。
Café Kanowa(カノワ)はオープンキッチンスタイルとなっており、ライブ感があります。 焼き立てのパンやジェラード、ドリンク、ケーキセットなど20席ある広いスペースで憩いのひと時を送れます。
お客様に日本の四季や自然をお菓子を通じて感じて頂きたい。 栗原専務を中心に若いスタッフが活き活きと商品づくりや接客に取り組む姿勢はとても印象的です。 確固たるブランド店です。