東京の㈱ル・サントノーレ、高崎の繁盛店プチール出身のオーナーシェフ星野氏は、2012年5月15日、20歳代半ばにして栃木県足利市に独立オープンをしました。
エネルギッシュな若いスタッフ達が育ち、地域一番店に成長しました。
6年を迎え、2018年5月21日、県を飛び越えた群馬県太田市に2店舗目となる「太田店」をオープンしました。
周辺は商業施設など大型店や専門店が建ち並び、その中でも大田店は一際目立つ洋菓子店です。
連日多くのお客様がご来店され、活気に満ちた店内です。
PROFILE
オーナーシェフ 星野 正博氏
所在地 群馬県太田市内ヶ島町910-1
TEL/FAX 0276-61-3889
営業時間 AM11:00~PM7:00
定休日 毎週火曜日
駐車場台数 12台完備
売場 21坪 厨房 30坪
前身は本屋だったため規模も大きく、大きなガラス窓で覆われ、売場内と厨房内が外からでもよく見えます。
長尺のⅠ型のショーケースには大振りのプティガトーが32種類(平均単価400円)。
専用の1列仕様のアクリルトレーにぎっしり陳列されています。
底板は大理石が敷かれているので、高級感が感じられます。
ダイヤモンドカット
視界を遮らない当社独自の45°カット付け合せの正面ペアガラスと天板ペアガラスの接合部一体型加工により、違和感なく商品が見やすいのがダイヤモンドカットの特徴です。
プライスには丁寧な説明が添えられています。
店名と同じ「シュシュ」(400円)も陳列されています。
「クッキーシュー」(180円)は陶器皿で山盛り陳列され、美味しさいっぱいです。
特にユニークな「パティシエのおやつ」(100円)はロールのはしっこや崩れてしまったケーキなどを陳列しており、お客様にお手頃感を与えています。
LED
庫内照明はオリジナルのドゥフリスプレミアムLED(5000K+3000K )が搭載され、50㎜ピッチの点光源によってお菓子をキラキラと輝かせ、素材そのものの色をより一層引き立ててくれます。
ストックスペース
底板下はストックスペースとなっていて、ケーキの補充が楽々できます。
CLAS(クーリングユニットアシストシステム)
上部の底板大理石を取らずに、ストックスペースの底板をめくると当社独自開発のCLAS(クーリングユニットアシストシステム)機能で、冷却器の下や周辺部で今まで手の届かなかった場所を隅々までお掃除しやすく、いつも清潔な環境を作ることが可能になりました。
プラズマクラスター
業界初のプラズマクラスターを搭載。おいしさと安心を守るために大切なことは、庫内をきれいな冷気が循環していることです。
シャープと共同開発したプラズマクラスターイオンによって、雑菌、脱臭し庫内をクリーンに保ちます。
チョコレート専用のⅠ型のショーケースには、マカロン6種類(180円)をはじめ、13種類のショコラが単品やパッケージで展開されています。
品のある立体ディスプレイで一つ一つの商品にインパクトを与えています。
背面は商品が取り出ししやすく、正面ガラスの高さが低いため冷機循環に支障がないように傾斜をかけています。
また、底板大理石の下部はストッカースペースとなっており、専用の引戸が備えられ、作業性もスムーズです。
底板は同様に大理石が敷かれています。商品の価値観を更に高めるポイントです。
売場の奥手の大きなガラス窓からスタッフの動きが良く見え臨場感が伝わります。
その前にはアントルメのパネル写真がぎっしりディスプレイされています。
アントルメ専用の注文カウンターも備えられ、スタッフがお客様と直に接触して相談や注文を受けたりしています。
品切れや時間がかかるものなどわかりやすく表記しているのも印象的です。
2台の島で設置されている平台棚には焼菓子45種類(平均単価150円)が専用の木箱にぎっしり陳列されています。
その上の棚には季節商品やライトギフトがディスプレイされ、ボリュームも目を惹きます。
ガラス窓側一面にはギフトが手に取りやすくディスプレイされています。
価格帯は1200円~5000円で中身が見えるサンプルには焼菓子をぎっしり詰め合わせています。
売れ筋のギフトなどわかりやすいように「当店人気No1~No3」のランク付けもしています。
『シュシュ』の意味は、フランス語で『お気に入り』という意味です。
アントルメは、お客様が御要望の特注品にもしっかりと対応し、常に出来立てを提供するようにしています。
1号店の足利店は可愛らしいイメージの店舗ですが、太田店は高級ブティックのようなシックな店舗です。
両店の距離も近く、お客様も使い分けてご来店されています。
若きシェフが2店舗経営している姿はとても逞しいです。今後の展開が楽しみです。